年末に皆んなでスキーしました⛷
楽しかったでつ☺️
最近のマキニウムはとっても過酷だなあと思うんです。
いや、そもそも演劇自体が過酷なんだなあと思います。
そもそも何で演劇したいと思うのか…
目立ちたい、自分じゃない人生を送りたい、非日常を味わいたい
色々あると思うんですが、
満たされない人生だからじゃないでしょうか
自分の好きなことして、泣いて笑って怒って、
人生を楽しんでいる人が演劇をしたいと思うでしょうか
それが欲しくて演劇をするんだと思うんです。
少なくとも僕はそうです。
それでいてそういう人たちは
感情表現がとても苦手なんです。僕もそうです
だって満たされていないから
泣いたり怒ったりすることを否定された人たちは
そういう感情はもう出さないほうがいい
と、思ってしまいます
そうして何年も出していない感情があると
そこを感じるアンテナが故障してしまって
なかなかうまく出せないのです
だって泣かないほうが、怒らないほうが、世界は円滑に回っていくのでしょう?
そこにはこっぴどいトラウマだったり、
勘違いだったりが付きものなのです。
そういう、自分の中のタブーをゆっくり剥がしていって
浄化をしながら自分を解放していく
そこにはとんでもなく心の負担がかかってきます。
現にマキニウムの稽古場では、
泣いたり怒ったりは日常茶飯事です
でもそこを皆んなで話を聞いて、
受け止めていくことで、
ちょっとずつ、出しても大丈夫なんだって
心でわかっていくんです
いわゆる俳優として成功している人たちは
そういうところをすっ飛ばして、
もしくは長い時間をかけて無意識的に
変わっていってるんじゃないかな
いわゆる才能と呼ばれるところを
マキニウムでは育てているので
それ相応の苦労があります
でもそれを超えた先に
自分がやりたいことをやって、
お客さんにも評価されてっていう
夢のような世界が待ってるんです
僕はその扉を前回公演の
「シなんか出なくていい!」
で、ちょっと開け始めました。
そういうことができる実力は付いてきている
あとはそこに意識的に取り組んでいくかどうか
自分次第です。
お客さんに喜んで欲しいので
自分の演技を見て
スッキリしたーとか、楽しかったーって
思って欲しいので
頑張りますよう
今年はマキニウムにとっても良い風が吹いてます
凧は風が強いほど高く飛ぶぞう!
今後の下村恒悦に、マキニウムに
乞うご期待!!